(空中から現れたのはグリだった
何処からやって来たのか、本当に神出鬼没だ)
見てたぜ、さっきの...
...欠伸が出るほどお人好しだな?
人助けの話を疑っていたわけじゃないが...何となく、な
(服についた雪を軽く払い、こちらに近づいてくる)
...何しに来た、って?
そりゃあんたのこと痛めつけに来たんだよ
忘れたのかぁ?猫の代わりに自分を痛めつけろって言ったのは、他でもないあんただぜ
自分に都合の悪いことだけ忘れてんじゃねえよ...
(じりじりと距離を詰められる)
(手を出せるくらいの距離まで近づいたが、グリは一向に攻撃する気配がない)
やるなら早くやれ