けっ...!うるせえな...
...もうこの森に用はねえだろ オレは帰るぞ...

(むすっとした顔をして早足で森の中を進んでいってしまった
猫を抱いて急いでグリの後を追いかける)


(森から無事に出ることができた
辺りを見回すとグリは居なくなっていた
見失ってしまったようだ)

(道なりに進んで村へ辿り着く)

(猫を探していた子供を見つけると、腕の中から猫が飛び出していった
遠くで子供がお礼を言い、手を振って見送ってくれた)


(どっと疲れが出た...)
(もう帰ろう)
(来た道を戻って家へ進む)


(...?)
(上から何かが落ちてくるような音がする)


すたっ
B6