おっと、危ないねえ...
(ナイフで首を目掛けて刺そうとするが、腕で受け止められてしまった)
(腕に深く刺さる凶器を見て男は恍惚とした顔を浮かべている)
(即座にナイフから手を離し、男の首に手を伸ばした)
(油断していたようで少し驚いた顔をしながらも首を絞め上げる手を振り払うことはしなかった)
(喉仏を潰すように片手で力を加え、もう片方の手で首全体を押さえつける)
ぐッ...が、ぁあ゛...ッ!?
...っ、ふっ...く、...ふーッ...
(男は潰れた声を漏らした)
(自分の両手の上から男の手が押し付けられる)
(お望み通り更に強く、殺意を込めて首を絞める)
(途切れ途切れだが荒い息遣いを感じる)
(本当にこのまま殺してしまおうか)
...!