(振り返ると友人が二人立っていた
彼らも自分と同じく家族を失った
自分ほど復讐に燃えているわけではないが、声をかけたら喜んでついてきた)

「いくら使ったんだよ。そういやお前の家は金持ちだったなぁ。」

(目の前に仇が居るにも関わらず飄々とした態度を崩さない)

『酷いな。拘束するだけで充分だろ、手足切り落とす必要なんてあるのかな...。』

(もう一人の友人は憎むべき相手に情けをかけているようだ
くだらない)


さっさと始めよう
末路4