「本当にこんな大金出して、後悔しませんね?返品は受け付けてませんよ」

(目の前の売人に無言で金を押し付ける
四狗の一員である男が生きているとの噂を聞いてすぐに駆け付けた
四狗に恨みを持つ人間は多い 自分以外にも大勢の家族を奪っている)

(どうやらこの男は競りにかけられているようだ
有り難いことに貴族出身の自分は金なら有り余っている
ようやくこの行き場のない怒りを消し去ることができるのだ
お前は誰にも渡さない)


...
末路2