(最期にグリに遺言を残そうと口を開いた)
(口から零れる言葉は声にならず、ただ口だけがパクパクと動くだけだった)
(身体がふわりと脱力して視界が反転する)

(強い衝撃に目を瞑った)
(目を開いたら、遠くに見えたのは頭部のない自分自身の身体だった)
暴20遺言を残す