(戦うのも人を傷つけるのも大好きな自分にとって軍という組織は居心地が良かった)

(ただ、この神竜軍は少し温すぎる)

(軍のトップがお優しすぎるせいなのか、奇襲や暗殺、拷問などの汚れ仕事を任せてくれない)

(それ以外は文句なしなのだが)

(今日もいつも通り蹂躙を終わらせ、戦地を後にしようとした)

(部下から、敵を捕えたとの情報が入ってきた)

(普段なら気に留めないような話だが、今回捕えたのは敵組織の幹部である男らしい)

(なんだか面白いことになりそうだ)


...
捕虜を嬲る話