(ホークスの羽みたいな赤い短冊が風で翻って一瞬表が見えた)

あの人が笑って過ごせる世の中が欲しい

(……)
(見てしまったものは仕方ないかもしれないけど、誰の事か聞くのは少し憚られる気がした)