「――…」

…〇〇さん泣いてないかな

〇〇さん、俺…
俺ね、あなたにずっと黙ってた事があるんです

言わなきゃ…


…常闇くんの声…

そうだ…常闇くんも紹介したいんですよ
いい子なんですって…俺を師と仰いでくれるくらい素直な子なんだって…

鳥仲間だから…俺の羽が好きなあなたはきっと常闇くんの黒影を触りたがるだろうな

あー…ダメだ…
あの人の…〇〇さんの顔しか思い浮かばない

〇〇さん、知らないでしょ
あなたね、俺と目が合うといつも嬉しそうに笑ってんですよ

俺がどれだけそれに救われてたか知らないんだろうな、〇〇さん