「でも、ちょっと元気出ました……。ありがとう、メアリーさん……」

「そして、ごめんなさい……。さっきは……」

「あ、い、いえ……。私こそ……」

「はなびちゃんと話して……、気持ちは、だいぶ落ち着きました……」

「まだ……、夢であってほしいとか、そもそもこれは夢なんじゃないかとか……、そういう風に思ってますけど……」

「たぶん…………、まだ……、戦闘とか、できないと思うんですけど……」

「……私も、先ほど考えていました」

「私から丹さんたちに言ってみます。『handful hope』は、休んでください」

「いえ…………。もし…………、もし、もうここにいることが嫌なら…………、……辞めても…………」

「………………」
(花織は、頷くことも拒絶することもなく、黙っていた)
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