
「賑やかだな」

「ふふっ、女の子はやっぱりこうじゃなくちゃね♪ いろはちゃんが花織ちゃんと友達だったこともあり、花織ちゃんは早く馴染めそうでよかったわ」

「じゃあ皆さん! これから花織ちゃんとはなびちゃんの歓迎会をしましょう!」


「おぉー!!」

「か、歓迎、会……?」

「今日は本当にお疲れ様。初めての戦闘、よく頑張りましたね」

「二人には覚えてもらいたいことがたくさんあるけれど……、息抜きの時間も大切よね。そろそろお昼でしょう? お昼も兼ねて、ちょっとした歓迎会をしようと思って」

「問題ないかしら?」

「もっちろーん! どうせセイラとあてもなくぶらぶら遊ぶつもりだったしねー。リアルカオリンいじって遊ぼ~ぜ~♪」

「い、いろはのせいでなんかウチのイメージ勝手についちゃってる~……!」

「だ、だいじょーぶだよ! ここにゃんもとってもいい人なんだよ!」

「ふふっ……。別にいろははあなたを悪く言っていたわけじゃないのよ」

「あなたのことが大好きなんだなぁって……。いろはの話から、私もここあも常々そう感じていたわ」

「そして、いろはがここまで大好きな相手って、いったいどんな人なんだろう……って、私たち、前からずっとあなたに会ってみたかったの」

「そ……、そうなんですか……」

「クラスは違うけど、仲良くしようね♪」

「……はい!」

「蒼もこの後平気?」

「平気だよ。MS少女と触れ合うことも仕事だしな」

「もう。蒼ったら真面目ね。仕事とかはとりあえず置いて、新しい仲間を歓迎しましょ」

「師匠と話すのも久しぶりですね!」

「もう、メアリーも……。蒼にかまけて、花織ちゃんのことほったらかしちゃだめよ? ふふ、でもそのくらい隙があった方が、花織ちゃんも息がつけるかしら」
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