「わぁ♡　できたぁ！」


「二人ともかっこいー！　あ～あ、あたしも適性あったらよかったのになー！」


「ふふ、まだセーフティがかかっているもの。開発が進んだら、いろはちゃんもきっと新型を扱える日が来るわ」


「えへへ、その時が楽しみだなぁ！」


「ふふ、二人とも無事に起動できてよかったわ。じゃあ、電脳通信機器について教えるわね」


「ひょっとして、はなびちゃん電脳通信機器についても知ってる？」


「脳波を電気信号化したものを共有することで、近くの仲間の意識を無意識的に感じ取る。遠隔にいる仲間とも交流でき、サポーターとの通信はそれで行う」


「わぁ、すっごい！　完璧じゃない！？」


「ええ、そうね。さすがだわ♪　でも、それがどれかはわかるかしら？」


「あれ？　そういえば、さっきまで持ってたMSフォンは……」


「ふふっ、いいところに気づいたわね」



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