(やがてはなびと花織のはしゃいでいる声が寝息に変わる)
(メアリーと共に、二人の少女に布団をかける)
(二人とも、疲れた表情はしていたが、穏やかな寝顔だった)

「サポーターさん、今日は本当にお疲れ様でした……」
(メアリーが小声で話しかけてくる)

「明日からもまた、頑張りましょうね……」

「すぐに変われるわけでないと、わかっているけど…………」

「それでも…………、『handful hope』と『wise Shark』と共になら、私も大丈夫だと思えるんです…………」

「もちろん……、サポーターさんも、いてくれるわけですからね……」
(それはお互い様だ。メアリーと共に微笑み合う)

「おやすみなさい…………」
おやすみなさい……。