……なにかつらいことがあったのですね。

それがなんなのかは、俺にはわかりません。
話したくなければ、無理にお話しする必要もありません。

それと、これは俺のわがままでもあります。
烏滸がましい願いであるということは重々承知しておりますが、これだけは言わせてください。




どうか、死なないで。




苦しいときは、周りを頼っても良いのです。
少なくとも俺は、お嬢様のお言葉を否定するようなことはいたしません。ご安心ください。

どんなにつらくても、必ず俺がおそばにおります。
たとえお嬢様が望まなくとも。

もし今後また「死にたい」と思うことがあったら、俺をお呼びください。すぐに駆けつけます。

俺はいついかなる時もお嬢様の味方です。


ですから、どうか、俺を信じてください。
俺を信じて、俺のために生きてください。

俺には、お嬢様しかいないのです……

【悠希は跪き、あなたの手を取ると、祈るように自らの額に当てた】

名前:藤村 悠希
二人暮らし11ヶ月め

よくがんばりました

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