名前:坂田銀時

2個いちご牛乳を貢いだ


泣いてたのか?

「……泣いてません」

……ハッ、本当に強情な女だな。

まァ、そうやって誰彼構わず泣き付かない辺りは認めざるを得ねェな。

……今から話すことは、ただの独り言だ。

銀時達が鬼兵隊おれたちが、テメェが消えたことに関わってる可能性を嗅ぎ付けたらしい。

ここを嗅ぎ付けられるのも、時間の問題だろうよ。

……じゃあな、じゃじゃ馬娘。早く寝ろよ。

(どうして、高杉さんはこんなことを言ったのか)

(高杉さんのことが、よく分からない)

(閉じられた襖を涙が浮かぶ瞳で、ただ見つめた)


◎隠れて~続き