ああ、そうだな。
(繋がれた手がぎゅっとさっきより強く握られる)
…オレは星が見えようが見えまいが本当はどっちでも良かったんだ。
お前と2人きりになりたかった。
(顔をじっと見つめられ顔に熱が集まるのが分かった)
…こうして二人で、二人だけで話がしたかったんだ。
(顔が鼻がくっつきそうなくらい近づき私は条件反射で目を瞑った)
…ん、
(ちゅっとリップ音が鳴りキスをされたんだ、と理解した)
…今のはちょっとした七夕のイタズラだと思ってくれ。
さ、帰るか。鬼道達が今頃 オレ達を探して騒いでいる頃だろう。あいつらはお前が大好きだからな。
さっきのは内緒、な?
(唇をちょんちょん、と指差しながら少し照れて笑う源田に私もつられて笑った)
☆星見えないね…