(夜。その日もまた、あなたとアトリアは寝床を共にしていました

くふ。もうアトぬきじゃねむれませんか?
いっしょにねるって、いいですよね。あったかくて、ぽかぽかして。

(あなたの胸の中ではにかむように眉を下げて微笑み、こそ、と耳打ちします)



……アトもね、ひとりでねむるより、ニンゲンさんといっしょにねるほうが、よくねむれるんです。
すっかりアトも、フタリでねることに、なれちゃったみたい。

これからも一緒に寝ようね
一人じゃ眠れない体になってしまった