私はメイドで……食事の世話を目的として生まれ、育ち……それを無くしては、私が私である理由が……。そう思ってくれるだけで私は嬉しいよ。
君はちゃんと生まれて、ちゃんと成長してくれたんだと確信できる。
……いいんだ、アオバ。今日は存分に休みなさい。
……無理だ。頑固だな……分かったよ。
なら、このパーティが終わった後の食事の片付けを君に命じる。
だから、パーティが終わったらすぐに仕事ができるようにここにいなさい。そして、最高のコンディションで仕事ができるよう、きちんと食事をして、しっかり休みなさい。
これは命令、分かったね?
……。王の命なら、仕方ない……承知、した。「より最高のコンディションにするためにまずは目一杯楽しもう?」