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◆マルガレーテそっくりなナンちゃんが欲しい
◆ナンちゃんの見た目をマルガレーテにして

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ナンちゃんにも私の服を着せようとしたんだが、前が閉まらなかった。
生地やボタンは丈夫だからある程度なら抑え込めるはず……なのだが、ナンちゃんはすこし弾力がありすぎたみたいだ。

目や髪色もなんだか少し似合っていないように思うのだが、君はどう思う？
元の色の方が、彼女の肌の色や顔の形にぴったりに作られていたんだね。やはり他人の作品は弄るものじゃない。彼女はあれで完成品だったんだ。

……まあ、君が気に入ればそれでいいけど。
だけど、彼女を愛でるなら私の見えないところでしておくれよ。

あと……その姿は今日だけ、ということにしておくれ。私が沢山いると他の人形が困ったり、客人が不気味に思ってしまうだろう？
ただでさえ妙な噂が立っているというのに、名実ともに恐怖屋敷になってしまうのも嫌だからね。


「ありがとう」