ふふ、そうなんだ。
一体いつの間に……でも、つまり、アオバの花火はなんか違うと思っていたってコトだね?
えっと……それは、アオバには秘密にしておいてやっておくれ。
彼女のプライドを傷つけるかもしれない。
……でも、本当に綺麗だ。
どうやって準備したのかはわからないけど……どうも、あれは魔法の火のようだし。
ふふ、これ以上はやめておこう。野暮な話だったね。
ああ……もう、終わってしまったのか。
感動的だった。本当に。
本当に……ありがとう。とても良い日になったよ。
……。……さあ、部屋に戻ろうか。
風邪をひいてしまっては、今夜が台無しになってしまうよ。
sep1:パーティの終わり4