私が食事係のアオバだ。
貴様の食事は私が用意している。

王は間食が多い故食事に拘りがなく非常に楽なのだが、貴様の様な客が来るとそれはもう大変だ。
豪華なものを用意しろ、小腹が空いたらすぐに食べられるものを用意しておけ、健康に気を遣え、客の好みはああだこうだと……ああ、実に腹立たしい。

そうだ。せっかくこうして貴様と直接話す機会ができたのだ。これだけは言わせてもらう。
出された食事はきちんと完食しろ。分かったな。


「よろしく」