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9月ログ返信　番外編

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やあ、調子はどうだい？
今日の君はいつにも増して素敵だね！
おもてなしのために玄関を綺麗にしようと思ったのだが、なにやら″綺麗にする″魔法を間違えたらしい。
玄関ホールの周囲ではどうも見えるもの全てが″綺麗に見える″ようだ。まあ、暫くすれば治るだろう。

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◆マルガレーテこそいつにも増して綺麗だね
　そうかい？鏡を置いていないから自分がどう見えているのかわからないんだ。

◆俺の×××も綺麗になってる？
　さあ、どうかな。急な来客に備えて露出は控えてもらいたいなあ。

◆美人っていうよりイケメンって感じだな
　ふふ、でも、美しいことには変わりないよね。嬉しいな。

◆いつもより人形って感じがする
　……嫌だった？不気味？怖いかな……？
　ああ、早くここから離れよう。さあ、早く。

◆確かにいつもより目が輝いて見えるね
　目が？それはもう、素敵な君が映っているからね。ふふ、魔法を間違えてしまった時はかなり参ったけど……これも悪くないかな。

◆色違いモンスター？
　ん？それって輝いているってこと？

◆玄関で(＊えっちなこと＊)する
　玄関は訪問者をもてなすための場だ。だからここではダメ。やるなら……イヤ、待てよ、どこでもダメだ。

◆魔法ってそういうふうにかけ間違うものなんだね
　呪文を使う魔法はとくに慣れないと失敗しやすい。縄と石鹸を間違えたり、黒猫を呼び出そうとして猫の像を出したりね。
　今のところ大きな被害はないが、注意しないとね。

◆いつもよりお人形さんで抱っこしたくなる
　ふふ、嬉しいな。人形冥利に尽きる。
　だけど……足がつかないのは怖いんだ。落とさないでおくれよ。

◆このボリュームのある上睫毛とおめめぱっちりを演出する下睫毛 折れちゃいそうな細い腕 光に反射して綺麗な白髪が私を狂わせる…
　そ、そんなに具体的に褒められると、なんだか照れるよ。でも、狂うっていうのは良くない症状だね。魔法が悪さしているのかも。

◆悪さしてるのは魔法じゃなくて君の魅力だよ
　その綺麗な爪で引っ掻いてキズをつけてほしい
　目を見つめながらその細い指で首を絞めてほしい
　褒めて貰えるのは嬉しいのだが……うん。それは実に魅力的な提案だね。とはいえやはりこれが魔法の影響でないとは言い切れない。
　後でそんなつもりはなかったと言われても困るから、遠慮しておくよ。

◆今更だけど魔法って身体に悪いんだ
　魔法力は魔法が解けた後もあらゆる物に残存する。時間と共に減衰するが、溜まり所が悪かったり、身体との相性が悪かったりと様々な理由で悪影響を及ぼす可能性があるんだよ。
　治癒の魔法はその性質を逆に利用するものだから、一概に全てが悪いとは言えないけどね。

◆放射能かよぉこわ〜
　魔法力は組織を破壊したりはしないよ。摂取したつもりのない薬の副作用を受ける、のが近いかな？

◆化け物感上がったね
　それは良くないね。君を気味悪がらせたり、怖がらせたくないんだ。早くここから離れよう。

◆会いに来る度に綺麗になってる気がするな
　褒めてもらえるのは嬉しいのだが、それってここに近づくたびに魔法の影響が大きくなっているということだろう？やっぱり、あまりここに居るべきじゃないね。

◆持ち帰って自分だけのお人形にしたい
　それは難しいね。
　だってここは私のお家で、君は私だけの…………いつか君の帰り道が見つかるといいね。