…………ッ!?
何を、しているんだ……○○ッ!!
なんでそのゴミを庇った!

ゲオルイース「○○……!」

くそっ、血が止まらんっ!
医療班を呼べっ!

『……グイーネ』

喋るな○○ッ!
安静にしてろっ……助けてやるからっ……!

『……俺が死ぬから、スティアラは助けて……』

……何を言ってるんだ!
お前は死なせないっ!
くそっ、ゴミに頼るのは癪だが……!
おいっ、○○を治療しろっ!

ゲオルイース「無理だグイーネ。その傷の深さでは神聖魔法でも助からない……」

スティアラ「……ごめんなさい、○○さん」

ふざけるなっ、この役立たずがっ!

『グイーネ……約束は守って……』

○○……?
○○ッ、○○!!

ゲオルイース「……グイーネ!スティアラを解放してくれ!」

…………わかった。
私も……今は退いてやる……
○○の最期の約束だ……さっさと行け、ゴミめっ!

スティアラ「……ありがとうございました、○○さん……」

ゲオルイース(……○○……お前の優しさにずっと甘えてしまってすまない……ありがとう)
修羅場3