はいはい、よしよし。

(喉元を撫でられた)


沖田ちゃんが猫を可愛がってた気持ち、今ならわかるな。いくらでも甘やかしたくなるもんよ。





……ああ、あと同時に狼の気持ちも。

(首元に這わされた大きな手が顎を掴み、朽葉色の瞳が射抜くような眼差しでこちらを見つめた)











……なーんてね。
(パッと手を離し両手を肩の高さでヒラヒラ振り)

これでも今は主に忠実なワンちゃんですって。
すりすり