お久しぶりです……いえ、此方のせんせ………貴方は覚えていませんでしたよね


【突然、目の前の少女に久しぶりと言われても、何が何だか分からない。もしかしたら記憶を無くす前に知り合った人だろうか?そう思ったあなたは、確認をした】


…?
いえ、此方では私と会った事は無いかと。


【此方では?少し気になる事が出来たが…それよりも気になるのはうさぎのような耳と頭上に浮かぶ天使の輪のような物だ…あなたは思わず目を奪われてしまった】


…私はうさぎではないのですが?


【視線を感じ取ったのか、目を細めながら此方を見る少女に慌てて謝罪をした】


……冗談ですよ、貴方のそういう所は…変わらないのですね。

【何処か遠い目をした少女は、寂しそうに微笑みながら此方を見つめてくる】


初対面でお願いするのは気が引けるのですけれど、着いてきて欲しいところがあるんです。
貴方にしか、お願い出来ない事なので


【自分にしか、お願いできない事…?】


はい、貴方にしか……(上目遣い


【可愛い女の子からのお願いに…あなたは】


なにか、まずい。

受け入れないとおかしいよなぁ!!!(BADEND)

変わらない貴方へ 第二話