……まさか、あのゲームを作った内の一人が花岡さんだったとはね










あ…ミレニアムクエストの事ですか?
ぷ、プレイしてくれて、ありがとうございます……









あー、あの難易度狂ったゲームの事?あれユズちゃんが作ってたんだね〜

千景「笠音さん!?」

ユズ「う……や、やっぱり評判悪いです……よね……」

アオ「うーん、少なくとも万人ウケはしないと思うよ。でも上級プレイヤーから見たらかなり良いゲームだったんじゃない?そういうプレイヤーなら分かる色々な小ネタから察すれば、作成者はゲームが好きだってのが伝わってきたからね、千景ちゃんはクリア出来たの?」

千景「当たり前よ、クリアが難しい物程燃える…ゲームはそういう物でしょ?という事で…貴女が一生懸命作ったゲームはちゃんとクリアしたから、安心して」

ユズ(ぱぁぁぁっ!

アオ「……ん〜、とりあえずこうして集まってもらったしさぁ、これ…やらない?」(コトッ

千景「これは……ボードゲームかしら?」

アオ「そうそう、折角だから○○も合わせて4人でどうかなぁって、勿論最下位は罰ゲームありのね?どう?」

ユズ「ば、罰ゲーム……!」

千景「成程……良いわ、受けてたってあげる…!」












(……とは言ったものの、笠音さんはある程度知っているとはいえ花岡さんとは初対面だし……大丈夫かしら?失礼な事とかしてないわよね…大丈夫よね?○○もいるし)











(さ、さっきは言わなくてもいい事言っちゃった…やっぱり初対面の人と会話するのってハードモードだって……嫌われてなかったら良いけど……)










(うぅ……何を話したら良いのか分からない……ロッカーに入りたい……でも、偶にオンラインで一緒に遊んでくれてたし二人に、そんな事しちゃったら……で、でも嫌われちゃったら……うぅ……)









【あなたはアオにお礼を言いつつ、楽しそうな雰囲気を出しながらボードゲームの準備を進めて行った!皆でボードゲームをするのは初めてだから楽しみだと笑顔で言って、絶対に負けない事を宣言した!】

アオ「!……へぇ、私の前で大きく出たね〜?これは意地でも負けられないかなぁ…!」

千景「……丁度良いわ、貴方を最下位にして何でも命令を聞かせるのも悪くないわね…」

ユズ「そ、そっか……罰ゲームってそういう事も……よ、よし…!」



※尚、見事にあなたが最下位になってしまったようだ
とあるゲームのオフ会にて