…っ。


(きゅっ、と思わず手をにぎる)

あ……すまない、つい…。


なんだか…マスターが消えてしまいそうな気がして…そんな事、ないはずなのに…。

俺がマスターを忘れるなんてたとえ世界が変わってもありえない!絶対に…!!



(更にぎゅ、と握る手に力が籠もった)

私を忘れないで