恭遠「あれから一週間経過したが
彼女はまだ目覚めないのか…」
医師「最善は尽くしましたが残念ながら…意識が戻るまでただ待つしかありませんね。」
(医師と恭遠は患者が横たわるベットに視界を移すと、目覚めないマスターを囲うように何人もの貴銃士が寄り添っていた。)
ドライゼ「……まだ、起きる様子は無い…か。」
ジョージ「いっぱい頑張ってたもんな、きっと疲れちゃったんだよな…今はいーっぱい寝てさ、起きたら皆で盛大に○○のえーっと…イカローカイするからな!」
十手「それを言うなら慰労会、かな。はは…病み上がりだろうから程々にね。……○○君、君の力になれない自分が歯痒いな…。」
カトラリー「あの、さ…このまま目覚めない…なんて事…ない、よね…?嫌だよ、僕、そんなの…っ。」
マークス「マスター……お願いだ…目を覚ましてくれ……。ずっと、ずっと待ってるから……。」
(マークスは握り返って来ない手を、震える自身の手で包み、祈るように握り続けている。)
目を覚まさない