(故人への想いが募ってか疲労の溜まり過ぎか、
止めどなく涙が流れ続けている。
昨日の夜から今朝に至るまでずっと止まらなかったソレのせいで、目覚めた時には軽く脱水症状を起こしていた。
ふらついた体を立て直そうとベットサイドに置いてあったミネラルウォーターを一気に飲み干す)
(呼吸を整えて涙を拭ってもポロポロと目から雫が落ちてはまるで止まる気配が無い。
精神的に落ち着いてはいるものの、どうやら体の方はそうでもないようで)
(…こんな顔じゃ、授業に出られない)
(何か顔を隠せる物は無いか引き出しを探ると、以前毒霧対策でライク・ツーに渡されたガスマスクが奥底から出てきた)
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