(ジョージと別れ自室へ籠る。
いつもは貴銃士がいつ来てもいいように開けっ放しの扉に今日は鍵を掛け、一日中つけっぱなしで蒸れたガスマスクを外す。
まだ涙は止まらない…顔を拭こうとタオルを手に取ると廊下側からドアノブを動かす音がした)
チッ…おい鍵を掛けるな
俺が入れないだろ(…スナイダーだ。大方また怪我をしたから治療しろと来たのだろう)
…居留守でもしているつもりか?(ガチャガチャ)
起きているのだろう、中に居るのは分かってる
早く開けろ(ドンドン)
(折角マスクを外せたのに…と迎え入れを渋っているとスナイダーの声が低くなった)
…俺を無視するとはいい度胸してるな(ガンガンガン)(一層扉を叩く…というか蹴ってる音が激しくなりこのままじゃ扉を壊されかねないので、ガスマスクを被り直し仕方なく扉を開けた)
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