ドゴン!!



(廊下から激しい音と振動が伝わり、部屋の壁沿いに設置してある本棚がぐらりと傾く)


マスター危ない!!


(マークスが貴方を庇うように飛び込んできた
本棚が傾くにつれバサバサと本の雨が振ってくる)


うぐっ…、ッ……!


(思わず閉じていた目を開くと、床に倒れる貴方の上で押し潰さないようと歯を食い縛りながらマークスが背中の重圧に耐えていた)

(落ちてきた本も貴方が当たらないように
彼が全て被った様だ…)


っく…マスター無事かっ…怪我は無いか?
くっそ…誰だマスターの部屋の前で暴れた奴は…!


押し倒される