(改造を施された鳥類が高速で急降下し、鋭い嘴を向けて迫ってきた。ハンドガンを取り出すのも間に合わない…!)


マスター!危ないっ!


(側に居たジョージが咄嗟に飛び付いた後、パァンと発砲音が響く。)

(顔を上げ状況を確認すると先程襲ってきた鳥は、マークスの狙撃で撃ち抜かれ地に伏していた。)



マスター!!無事か!?

怪我は…っない、か。そうか、良かった…このクソ鳥…マスターを狙いやがって!


ヒュー♪ マークス Nice Hit!鳥とか撃ち難いのにヘッドショット決めてんのさっすがぁ〜!



ふん、俺を誰だと思っている、それくらい出来て当然だ。それはそれとして…おい、ジョージいつまでマスターに抱きついてる、離れろ!


(え、折角だからもうちょっと…と名残惜しむジョージをベリッっと引き離す)



ほらマスター、立てるか?



(マークスが手を差し伸べている)


手を携えて立つ
庇われる