在坂は重くはないだろうか
鍛えているから平気?…そうか。

○○がいいなら任せる。


(在坂の細い両腕が○○の首後ろに回る。
白髪でふわふわした頭部をすり、と寄せられた。)


邑田「見よや八九、まるで姉弟の様に愛らしき子らを…!よいか、ぴんぼけするでないぞ!」


八九「ヘーヘー…今度はカメラ係ですかい。
おーい、お前らこっち向…ぶへっ!何すんだよ!」



邑田「野暮な奴じゃのぅ。ありのままの自然な姿を写すのがいいに決まっておろう!」



八九「あ゛ー…さいですか…」



邑田「…む、ほれ二人に気付かれてしまったではないか…こうなれば仕方あるまい、わしは在坂を抱えておる○○を抱っこしようかの♪」



八九「俺殴られ損じゃねーか!
自然体どこいったよ…はぁ…。」


在坂を抱っこしたまま移動する