(目を覚ますと、自室の屋根と心配で堪らないといった顔のマークスが目についた)

マスター!!気が付いたか…よかった…
すまない…マスターが辛かったのに早く気付いてやれなくて…。

アイツの方が早く気付いていた…
マスターの手を握っていた……俺は……。


(拳を強く握りしめている彼の拳に
そっと手を重ねた)

…ん、マスター……気分はどうだ?
医師っていう奴が貧血だと言っていたから貧血に効くハーブティーを持ってきたんだ飲めそうか?

…わかった、今淹れるな。

資料は…?
倒れる3