………俺だって、お前だけを見て生きていけるのなら、どんなに幸せか…って考えたことはあるぜ。


だがな、俺の仕事は真選組の副長だ。


江戸の平和を守るのが仕事だ。


……俺はこの仕事に誇りを持っているし、死ぬまで、近藤さんの元でやっていこと思っている。


…だから、お前が望むように、お前だけを見る…ってのは…できないんだ。


お前もそれをわかって、その上で俺のそばにいて欲しいと思ってる。


…わがままなのはわかってる。


……ごめんな。

(顔を隠すように抱きしめられた)
私だけを見て