(誕生祝いということで料理を作って振る舞うことにした。せっかくなのでハーツラビュルの会場を借りて、支度を済ませてからエースを呼ぶ。すると、エースはテーブルに並ぶ料理を見てからこちらを振り返って、を二回ほど繰り返した)
……え、もしかしてこれ、お前が作った感じ?全部?オレのために?
へ、へー。そうなんだ。まあね?
今日はオレが主役なわけだしこんぐらい当然っつーか……。
…………大変だったんじゃないの、これ。
へへ……すげー嬉しい。
こんなふうに料理作んのが手間とかめんどくさいってことは知ってるし、……だからこそ嬉しいっつーか……。
言葉悪くなるけど別にさ、おめでとうっつって何かそこそこのプレゼントでも添えとけばいいわけじゃん?
なのにこの日のためにわざわざ時間作ってくれたんでしょ。
そりゃさあ、嬉しいに決まってんじゃん。
祝ってくれてありがと、監督生。
(照れ臭いのか時折視線を泳がせながらもとても嬉しそうにしている……)