確かに、それも理由の一つではありますね。
ですが、それだけというわけでもないですよ。
あなたが女性だから、僕は足繁く傍に通い、声を掛けて、優しく接している、と?
……ふふふ。
監督生さんの期待を裏切るようで大変心苦しいのですが、僕、何とも思っていない女性にそこまでまめなことはしませんよ。
ラウンジへいらっしゃる女性のお客様に同じことが出来るかというと、答えは否です。
……あなただからです。
僕は、あなただから優しくしようと必死になっているんです。
性別や生まれ育ちはそこまで大した理由になりません。
監督生さんと接していくうちに、優しくしたいと思うようになったので。