名前:ジェイド・リーチ

海底50万マイル

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…………。
(海を眺めていたら、横から痛いくらいの視線を感じる……)

……すみません。
あなたの横顔がとても綺麗だったので、つい見惚れていました。
やはり海はいいですね。落ち着きます。
……ですが、そろそろ戻りましょう。直に陽が落ちてしまいますから。
僕がもっと飛行術が得意だったなら、箒でひとっ飛び……というのも出来たかもしれませんけどね。
(潮風が吹き抜ける中で、ジェイドはこちらの背に手を回してそっと押しやってくる。……海面にゆっくりと夕陽が溶けていくのが視界の端に見えた)