(放課後、教室からオンボロ寮へ戻る途中でふと見た夕焼けが綺麗だったので写真に撮ろうとスマホを構える。と、不意に名前を呼ばれた。振り返るとルークが立っていた)
やあ、監督生くん。
夕陽を浴びて物憂げな表情をしているキミがあまりに美しくて、つい声を掛けてしまったよ。
ここで一体何を?
……なるほど。風景を撮ろうとしていたんだね。
確かに、今日の夕焼けは実に美しい。
鮮やかで、鋭くもあるのに、どこか儚く滲んでいるようにも見える。……ふふ、まるでキミのようだ。
私で良ければ、スマホで綺麗に撮る方法を教えてあげようか。
何、簡単なことさ。少し貸してごらん──。
(ルークにスマホで綺麗に風景を撮る方法を教えてもらって、今日の夕陽を撮った。同時に、ルークもこちらの写真を撮影していたようだ……)