こんにちは、監督生さん。
以前少しお話した昔の写真なんですが、母が張り切ってたくさん……プリスクールの頃のものまで送ってきまして。
……見ますか?何だか恥ずかしいですけど。
(そう言うジェイドは一冊のアルバムらしきものを持っていた)
データで送ってくれればそれでいいと言ったんですけどね。
実家に置いてあるアルバムを魔法便で即日発送してしまったみたいで……。
(苦笑いをしながらジェイドはアルバムを開いた。
何枚もの幼い頃の写真が収められていて、近くに映り込んでいる大人達から察するに本当に稚魚の頃のもののようだ。面影はあるけど随分と可愛らしい……。
ページをめくるほどに写真の中のジェイドとフロイドは成長していく)
……あ。これ、この時のフロイド、僕の誕生日祝いのプレゼントまで自分のものだって言い張って大暴れしたんですよ。
それからこっちの写真は──。
(思い出話をする声は穏やかだ)