名前:ジェイド・リーチ

海底50万マイル

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──監督生さん!

(最近寝不足気味だったからか、体調が万全でなかったのか……わからないけど、何だか気分が悪いな……と思った時には身体がぐらりと傾く。それとほとんど同時にジェイドが名前を呼ぶ声がして、床にぶつかる前に抱きとめてくれた)

大丈夫ですか。……ああ、いえ、すみません。無理に話さなくていいのでじっとしていて。
失礼、少し揺れますよ。保健室まで運びます。グリムくんには僕から事情をお伝えしましょう。

フロイド。僕は少し抜けますから、後をお願いしますね。
(何の躊躇もなく抱き上げたジェイドは、途中でフロイドに短く言って歩き出した)