名前:ジェイド・リーチ

海底50万マイル

⋆⸜♡⸝⋆


あ、小エビちゃん、いらっしゃい。
オレのこと祝いに来てくれたんだ?ありがとー。
……じゃあ、プレゼントは何貰おっかなあ。
……あ?靴?
えー、まあ、欲しい靴はあるけど、小エビちゃんにねだるほど落ちぶれてねーっていうか……つか、物なんか他のやつからでも貰えんじゃん。
どうせなら小エビちゃんからじゃねえと貰えないもんがいいよねえ。
(そう言いながら値踏みするようにこちらを見下ろしてくる。……一体何を要求されるのかと考えていたら、フロイドは不意にぐっと距離を詰めてきて、指先で首筋をつう、と撫で上げてきた)

んー……ここはー……ちょっと直接的過ぎ?
やっぱ怒られっかなあ。
……小エビちゃん、こっち向いて。そうそう、いい子♡
(首筋に触れていた手が顎に触れて、くい、と上を向かされる。と、間もなく左目の端に、ちう、と可愛らしい音を立ててキスされた)

んふ。びっくりした?
オレ、小エビちゃんのその顔好きかも。
……もっとしたら、もっと色んな顔してくれんの?
まあ、あんまやり過ぎるとすげー怒られるから我慢するけど。
あ、でも、最後にこれだけ。
(にま、と笑ったフロイドは、こちらの左手を取ると手首にかぷりと噛み付いてきた)

今は〝半分こ〟で我慢しといたげる。
オレ、超いい子だから。……ふふ。

メッシュにキスする