えー?どうしよっかなあ。
だって小エビちゃんは小エビちゃんだし。
……そんなに名前呼んでほしい?小エビじゃ嫌なんだ?
かわいーこと言うじゃん。
(フロイドは何かを考えるような素振りを見せた後、こちらとの距離を詰めてぐっと屈み、耳元に唇を寄せてきた)
──監督生ちゃん♡
(わざとらしいくらいに甘ったるい声で名前を呼ばれる。肩に乗せられた手のひらがゆっくりと滑ってくすぐるように首筋を撫でて、かと思えば互いの頬をぴたりとくっ付けてすりすりしてきた。その後にフロイドはようやく離れた)
んふ。これで満足したぁ?小エビちゃん♡
……うれしいです。(とろけるように笑う)