名前:ジェイド・リーチ

海底50万マイル

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(廊下でよく知らない生徒に声をかけられて、何かと思ったら彼は行く手を塞いで「俺と遊ぼうよ」と言う。にやにやと笑っているところを見るにからかっているだけのようだけど、どうしたものか……何度断っても彼は「まあまあそう言わずに」と取り合ってくれない。困ったな、と胸の内で呟いたのとほとんど同時に、聞き覚えのある声がした)

ああ、監督生さん。こんなところに居たんですねえ。随分探しましたよ。
……おや。お取り込み中ですか?すみませんが彼女には先約がありまして。ええ、僕と。それが何か?
あなたのような暇人……いえ、時間のある人と違って、僕たちは1分1秒を無駄にできなくて。ですから道を開けていただいても?まさか陸の人間は女性につきまとい、困らせて遊ぶように教えられるんですか?ふふ、品性を疑いますねえ。
……ほら、行きますよ、監督生さん。
(アズールは声をかけてきた生徒を半ば無理矢理に押し退けた後、こちらを庇うようにして目的地まで送り届けてくれた)