名前:ジェイド・リーチ

海底50万マイル

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(グリムにするみたいにツムを吸ってみると、柔らかい柔軟剤みたいな匂いにほんのりと潮風の匂いが混ざった不思議な匂いがした。……ツムは(> <)という顔をしながら短い手足をぱたぱたさせて、こちらの手から逃げていってしまった……)

……おやおや。
どうやらツムさんは恥ずかしかったみたいですねえ。
可愛がりたい、という気持ちはわかりますが、もう少し手加減をしてあげてくれませんか?
……彼が逃げ出してしまうと、あちこちを探すことになってしまうでしょうし。
(苦笑いをするジェイドはツムを見やると、くすくすと吐息で笑った)