名前:ジェイド・リーチ

海底50万マイル

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(ツムをそっと抱き上げて触れるだけのキスをすると、ツムは何だか照れたような仕草をして見せた。嬉しそうだ……)

おや。……ツムさんを可愛がってくれてありがとうございます。
ですが、いくら無害そうなフォルムをしているからと言っても謎の生物であることに変わりはありません。
……そう易々と口元を許すのは良くないかと。
もう少し他の方法を選んだほうがいいですよ。
(そう言うとジェイドは少し、……結構雑な手つきでツムをこちらの手から取り上げた。ツムの短い手足が嫌がるみたいにぱたぱたしているが、ジェイドは気にしていないようだ)

……ふふ、おやおや。
さっきまであんなに大人しかったのに。
はしゃぎたい気分なんでしょうかねえ。
(白々しい口振りだ……)