(と言うと、フロアを掃除していたフロイドが「うげ」と少しわざとらしい声をあげた)
ふふふ。
お嫁さんにされちゃいました。
僕、監督生さんのお嫁さんとして頑張りますね。
ええ……小エビちゃん見る目無くねえ?
ジェイドを嫁になんてしたら毎日朝昼晩キノコ飯だぜ?
やめときなって……。
(そう言うとフロイドはモップを放ってこちらに来ると、近くに居たジェイドを押しやって、手のひらで追い払うような仕草をして見せた)
おやおや、フロイドったら僕だけがお嫁さんに選ばれたのが気に入らないんですか?
ちげーから。
オレは小エビちゃんのこと心配してるだけだから。