…………可哀想に。
怖かったでしょう。……よく言ってくださいました。
大丈夫ですよ、そんなことをするのはごく一部の馬鹿な人だけです。
……と言っても、あなたがつらい思いをした事実は変わりませんが……怪我は?していませんか?
しばらくは一人で行動するのは避けたほうがいいかもしれませんね。
必ずグリムくんか、エースくん、デュースくんと一緒に居てください。
今日は僕が傍に居ます。大丈夫、酷いことなんてもう何もありませんから
。(波一つ立たない海みたいな静かな声で言うと、ジェイドはそっと髪を撫でてきた)