ファッハッハ!
……こいつはカリムくんにも勝るとも劣らねえ、随分な優しい言葉を賜っちまったなあ。
見てろよ、今にお前さん達があの名門校よりもこっちに転校したいと思うぐらいの学校を作ってやるからな。
なあ、ギデル。
…………!
(にま、と笑うフェローの言葉を聞いたギデルは、嬉しそうに笑ってこくこく、と頷いた。いつもより仕草が大きいのは気持ちの表れだろうか……。
フェローもギデルも、緩くこちらの背中を叩くと、そっと離れていく)
そっちこそ元気で……なあんて言わなくても、毎日楽しくやってくか。
……それじゃあな。