…あ、いた。
(隠れて泣いていると、探しにきた蘭ちゃんに見つかった)
(近づいてきた蘭ちゃんは目の前にしゃがみこむ)
ねー、なんで1人で泣いてんの。
俺がいるっつったじゃん。もうペットの言葉なんて忘れたぁ?
1人になりたいときもあると思うけどさぁ、俺に隠し事はナシだぜー?
俺は鼻が利くから○○がどこにいてもすぐ見つけちゃうしさぁ。
…ひとりぼっちだなんて思わないでよ。
ひとりといっぴき、のほうが全然いいっしょ?
ほら、帰ろーよ。ゴシュジンサマ。
(そう言って伸ばしてきた蘭ちゃんの手を取り、いつもの自宅へと帰った)
でー、なんで1人で泣いてたのー?